ドクター・ヘリ
2020年4月7日
今入院している病院は、屋上にヘリポートがある程の病院で、コードブルーのようにヘリコプターや救命車にお医者さんと看護師さんが乗って現場に出動する事があり、ドクター・ヘリやドクター・カーの出動要請がICUの館内放送で流れる事が何度かあった。
搬送到着時間が館内放送から流れると、ICUの中の空気が変わり、ピンと張り詰めた状態の中で医療スタッフの方々が急患を待ち受けてるのを肌で感じていた。ICUの中では色んな制服を着た医療スタッフがいたのだけれど、ドクター・ヘリやドクター・カーで出動される医療スタッフは紺色の服を着用している、と掃除のおばさんが教えてくれた。ドラマでも現実でも、色んな職場の情報通は掃除のおばさんのようだ。
昼から担当の先生の指導のもと、研修医の先生が左手首に通してした動脈注射用の針を抜いてくれた。昨日と比べてモタつく事もなく処置してくれたものの、抜いた箇所の圧迫が担当の先生と比べて弱い気がした。それでもきちんと止血出来ていたので問題はなかった。少しづつだが体に付けられてたものが外され、多少は回復に向かっているようだ。早く一般病棟に移れるよう、回復に努めようと改めて思った。
